思い出の馬と日曜競馬予想
中山2レースに出走するジェイエルブラスト。父ビッグアーサー、母はホウライアキコというスプリント界ではかなりの良血なんですよね。
このホウライアキコという馬には個人的に少なからず思い入れがあります。
ホウライアキコはヨハネスブルグ産駒で小倉でのデビュー戦を制すると、続く小倉2歳Sとデイリー杯2歳Sの重賞連勝を含む3連勝。その後は3歳マイルG1戦線で掲示板争いをしましたが、引退まで平地で勝利を挙げることはなく、障害未勝利で久々の勝ち星を飾るもそれをラストランに引退しました。
僕も小倉競馬場地元民としてデビュー戦を現地で見ていたのですが新馬レコードを出した走りに圧倒され、小倉2歳Sでは父親に「絶対にホウライアキコが勝つ。この馬が一番速いし、強い。」と豪語したのを今でも覚えています。もう10年近く前になるんですね。その後も追いかけ続けましたが、好きな馬が負け続けるのは見ていても良い気持ちはしないし、当時10歳そこそこの僕ながら「ヨハネスブルグ産駒は早熟」という偏見は持っていたので「そろそろ引退かなあ」とレースが終わる度に思っていました。しかし、小倉2歳Sから3年後、そんなアキコが夏の小倉に帰ってきます。それも障害デビュー戦。例によってそのレースも現地していたのですが好きな馬が障害レースを走るときの「頼むから完走してくれ」という気持ちと久々の勝利を挙げた喜びは今でも忘れられませんし、さらに競馬が好きになった瞬間でした。その後は先にも書いたようにそれを最後に引退しましたが、障害重賞を走る姿も見たかったような、もうあのハラハラ感はお腹一杯のような。とにかく、その仔が走るというなら応援するのみ。この時期デビューということで期待かけすぎることはできませんが良血馬として一矢報いてほしいところです。
日曜マイタウン競馬予想
◎2.ナムラクレア
フィリーズレビューはトライアルとして本番の桜花賞より1F短いため毎年短距離馬が多く出てきてペースが上がりやすく前が止まって距離短縮の差し馬が活躍するレース。今年はメンバー構成的にそこまでハイペースになりそうではないが、そもそもマイラー・中距離の方がレベルが高いのでそこから臨戦してくる短縮組を狙ってみたい。
前走・阪神JFは1〜3着上位勢が外追走馬だったなか枠なりで最内を追走し直線は馬場の真ん中を縫って伸びて5着。1着サークルオブライフ4着ナミュールはチューリップ賞でも上位争いをしているのでレベル的には問題なさそう。
元々小倉2歳Sを勝っているし1F距離短縮は歓迎で相手弱化のここは出るからには勝っておきたい舞台。
○3.マイシンフォニー
こちらも短縮組で前走やっと未勝利から勝ち上がった馬だが
4走前(新馬)→後方イン追走から何度か前が詰まりながら上がり最速を使って勝ち馬アライバル(後に新潟2歳S2着、京成杯4着)のコンマ6差なら好内容。
3走前→絶好の手応えから早め抜け出しで併せる馬がおらず外から足元を掬われる。
2走前→重馬場。
と展開や馬場が噛み合わなかったレースが続いた。近走はかなり掛かり通しなのを見ると距離短縮は特に問題なし。キーファーズ所有馬で武騎手が本番はウォーターナビレラに乗りそうでも、ここに出してきたということは桜花賞の権利取りへここがメイチに仕上げてくる可能性も高い。
2-3
1点で仕留められないものか
中京12R 4歳以上1C
◎4.アテンフェアリー
ダート混合戦ではセオリー外の牝馬、それも人気薄狙いにはなるが、中京ダートの内枠とサウスヴィグラス産駒の短縮というベタ×ベタの組み合わせ。1,2,3番枠馬が揃って1000m戦からの臨戦で先行する馬なので並び的にはゲート出たなりでもその後ろのラチ沿いを取れそう。
4-1,2,3,5,6,7,8,11,13,14
相手絞れないので広めに取る