マイタウン競馬予想

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宝塚記念マイタウン競馬予想

宝塚記念

◎7デアリングタクト

コース設計的に前傾ラップになりやすいレースで今年は強い逃げ先行馬が揃っているのでハイペース必至。この馬は言わずと知れた無敗の三冠馬だが一冠目の桜花賞は酷い重馬場でも前半のペースは良馬場の例年と同じくらいの時計という3歳牝馬にはタフすぎるハイペース(34.9-38.1)で、前を行った2頭が後方にいる馬の脚を完全に消耗させ切ったように見えたところを一頭だけ4角12番手から文字通りズバ抜けた脚で差し切って優勝。三冠目の秋華賞稍重馬場で(34.9-36.4)とタフになった流れでコーナーでポジションを押し上げながら進出し最後は2着馬を突き放す横綱相撲で三冠達成。オークスは3歳牝馬で2400mを走りきること自体がスタミナのいることなので、この馬の本質的には周りが消耗するくらいの流れの方が相対的に力量を発揮しやすいタイプだと思われる。一方で金鯱賞はマークの薄いギベオンが先手を奪い(37.1-36.8)のフラット寄りの後傾ラップという重馬場とはいえ消耗度の薄い流れを後方待機から差し込んだもののギベオンに僅かに残され(それでも前にいたポタジェ・グローリーヴェイズにはしっかり先着しているのは評価したい)、初の海外遠征となった香港のQE2世Cでは少頭数のスローペースでワンツーが海外遠征経験馬+外差しを内で受け止める形に、何よりもレース後に長期休養に入る原因の右前肢繋靭帯炎が発覚していることからレース中にダメージを受けていたと考えられる。前走のヴィクトリアマイルは休養明けでプラス22キロ、レースもヴィクトリアマイルにしてはスローペース(34.7-34.2)で直線では伸びなかった最内を選択。高速馬場×スロー×ポジション取りゲームで他が消耗する流れになるわけもなく上位は牡馬とも戦えるレベルのトップマイラーとなると休養前でも勝ち切れる適性のレースではなかったし、そのなかでコンマ5差なら上々ではないか。一度使ってレース勘もある程度は戻っていると思われ、マイルを使ったことで今回想定されるハイペースでも置かれずに位置が取れる可能性が高い。ここまでで書いてきたように前傾ラップの実績は上位で宝塚記念と言えばの牝馬とこのレースの好走条件もしっかり満たしている。枠も土曜の阪神馬場を見るとイン追走できる馬が強いので7番枠で内に出脚が速い馬、逆に前に位置が取れなさそうな馬と極端な構成になっているのはポジションを取りやすくていいはず。もちろん状態がどこまでケガをする前に戻っているかは分からないし、走法素人から見ても以前のような大きなフットワークではなくなってピッチ寄りにはなっているが、一長一短が激しいメンバー構成でどんな結末になっても「考えられたな~」と言ってそうなのでこの三冠牝馬の復活劇に夢を賭けてみようと思う。

〇15ディープボンド

距離はやや短いが早めから動く競馬はできる

▲10ヒシイグアス

ヨレ癖は出ると思うが展開次第でそれでも足りる力は持っているので

 

他に気になるレース

函館11R 5-7-9

3連複1点チャレンジ